メンバーの紹介

バーバラ・シュタイン・マロウ


バーバラ・シュタイン・マロウは、著名な室内楽奏者、ソリストとして高く評価されているチェリストである。著名なフックス家の一員で、ヴァイオリニスト リリアン・フックスの娘であり、また同じくヴァイオリニストのジョゼフ・フックスの姪でもある。バーバラ氏は、この卓越した音楽性と室内楽の偉大な伝統を受け継いでいる。彼女は現在、家族の伝統を娘のヴァイオリニスト、ジャンヌ・マジョウに継承している。

バーバラ氏は幼少の頃から優れたピアニストとして活躍し、ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団の若手作曲家賞を2度受賞。

作曲をボフスラフ・マルティヌ、クインシー・ポーター、ナディア・ブーランジェの各氏に師事。

イェール大学音楽学部で学士号と修士号を取得し、ルイジ・シルヴァに師事。

また、ブルックリン大学のカーネギー弦楽四重奏団の創設メンバーであり、双子の妹であるヴァイオリニストのキャロル・アマド、ピアニストのアルバート・ロトと共に”チェンバー・アーツ・トリオ”のメンバーでもある。チェロと室内楽の名教師としても知られ、ベニントン大学とニューヨーク市立大学クィーンズ校のアーロン・コップランド音楽院の教授を務めている。現在はマンズ音楽大学の教授。

また、ニューヨークのシェルターアイランドにあるパールマン音楽プログラムで教えている。

ニューヨーク・チェロ協会の副会長も務める。バーバラ氏の母、リリアン・フックスは、1953年にマリアンヌ・ニーゼルと共にニーゼル・ホールの再設立に尽力した人物でもある。

彼女は今でも多くの人々に愛され、尊敬されている。